Chapter 1 of 1

Chapter 1

私しが土佐に帰りたりときくと、幕吏が大恐れぞ、はやきおもみ申候。四方の浪人らがたずねてきて、どふもおかしい。近日京ニ後藤庄次郎どのおらんと思ひ候。其時ハ伏見の寺田やでやどかり、伏見奉行をおそれさしてやろふとぞんじおり候。

何かさしあげ度候得ども、鳥渡これなく白がねきひときさしあげ候。

御めしものニ被レ成候得バ、ありがたし。かしく。

四月七日龍馬乙様

●図書カード

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