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古川ロッパ昭和日記 06 昭和十五年
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古川ロッパ昭和日記 06 昭和十五年
古川緑波
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Translation Pagera AI
Original Public Domain
Chapter 8 of 377

一月八日(月曜)

今日からマチネー無し。アンマとりながら、「葦笛」を読み終る。今年の分からスクラップを、自分で整理することゝし、正月公演に関する新聞切抜きを、切っては貼る、中々くたびれる。夕食パンにした。座へ出る。大入満員である。東日の朝刊に批評が出て、川上三太郎が「兵隊」を賞めてゐる。皆元気づく。岡庄五氏来る、ビクターをやめ(させられて)日活副社長となった。イタにつかず、元気なし。名古屋の小尾悦太郎老も来た。ハネ九時四十分。滝村来り、神田講武所の大和へ行き、二月映画の打合せから、飲みとなる。

今年の冬は寒い。暑がりの寒がりの僕ではあるが、冬を寒いと思ふのは、此の頃だ。年齢、それもあるか。

Chapter 8 of 377
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