大隈重信 · 일본어
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원문 (일본어)
日本は亜細亜諸国中婦人の地位が一番進んでおる。総じて亜細亜諸国では婦人が全く一家の内に閉塞せられて、憫むべき境遇に陥っておるにも拘わらず、日本だけは常に婦人が相当の地位をもっておるのである。ところが亜細亜の他の国に於ては、宗教の上、あるいは儒教の主意の上から、婦人が相当の地位をもっておらぬ。ことに儒教の上からは女子と小人とは養い難しという如き教義が社会の上にあった。それ故に女子がその中に打罩められて、社会と縁を切ってしまった。これが主に亜細亜諸国の堕落して国勢の振わないゆえんである。日本に於ても支那の教義は古くから伝わって、次いで千三百年以来仏教が入り儒教が入って来たに拘わらず、日本の婦人が支那の婦人と同一の運命に陥らなかったというのは、大陸の文明が日本に入って来ても、その文明の利益だけを収めて、そうして文明から起るところの弊害の大部分を、日本が幸いにこれを防いだからである。ごく平たい言葉でいえば、いわゆる彼の長を採って我の短を補うたという訳で、文学なり美術なり、あるいは種々のものの長を採ったが、仏教の教義から起り、もしくは儒教の意味から起るところの女を苦しめるという弊を盛んに防いだ。
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