Chapter 1 of 1

Chapter 1

小樽から来た小林が

殺されたんだと

親に教えた俺だった

やられたか

やりやがったか

一日も二日も三日もねむられぬ

憎っくい下手人

××の手先

小林が元気な頃は

又逢えるつもりでいたのに

殺されて

二度と逢いない 二度と逢いない

小林をとらえた刑事

抜けがけをやろうとしたか

全身の皮下溢血が無残な姿

犬や猫や豚を

殴って殺しても

こんなに無惨に

殺せるものか

残忍、野蕃

鬼畜の如く

同志を虐殺する

日本の××警察

一言もただ一言も

言わずにやられた小林が

ボリシヴィキの

手本となった

虐殺された同志は

幾人か

闇から闇へ奪われた

同志は幾人か

革命の戦士達

鋼鉄の規律

小林が実践した路

けわしかった路

今もけわしいこの路

「不在地主」

モデルは富良野の磯野農場

北海道語が

なつかしいだけじゃない

「沼尻村」

あれは沼具

炭鉱労働者の不平満々たるガス

マッチを磨ってた小林

牢獄の同志

三万人

治維法をおびやかす

三万人

●図書カード

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