Chapter 1 of 1

Chapter 1

賣店の女の顏の明るさはアスフアルト敷くこの街の顏

行ずりに見し外人の瞳かも土曜の夕のそゞろ歩きに

客を呼ぶ馬車屋の笛のあわれさや逗子驛頭の冬のたそがれ

たたき賣るバナナ屋の聲寒寒と宵のしゞまを破りて流る

●図書カード

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