Chapter 1 of 153

七月二十二日

曇、晴、混沌として。

広島の酔を乗せて、朝の五時前に小郡へ着いた。

恥知らずめ! 不良老人め!

お土産の酒三升は重かつたが、酒だから苦にはならなかつた、よろ/\して帰庵した。

八ヶ月ぶりだつた、草だらけ、埃だらけ、黴だらけだつた、その中にころげこんで、睡りつゞけた。

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