中原中也 · 일본어
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원문 (일본어)
詩壇は今や、一と通りの準備をすませた。絵の具も画架も揃ひ、まづまづ龍は描いたが、まだ点睛がないといふのが昨今の状勢である。従つて各人各様の特質にも拘らず、可なり大同小異の観があることは脱れられない。扨今後その中の若干なり未知の人なりが点睛を示し始める時、詩壇ははじめて面白くなるのであらうと私は思つてゐる。 そんな次第であるから、今私は「私の推賞する詩人」といふ課題を貰つたのだが、今誰をといつて格別推賞したくはない。そこで私は此の後詩が点睛を得るためには、どんなことが必要であらうかといふことを、考へてみることにしたいと思ふ。今の詩に何が欠けてゐるといつて、感情よりも欠けてゐるものがあらうとは思へない。 扨その原因を、暗中模索の揚句、社会問題に持つて行つて、其処で解決を得られると思ふ人も相当あるけれども、私にはさうは思はれぬ。勿論其処にもその原因の説明に役立つ材料はあるかも知れぬが、根本原因はそんな所にはない。芸術不振の原因を社会の事情に在りとする見方は、常に十分なものではない。 例へば日々報道される様々な事件が、昔人間の数の少なかつた時よりも、人の感動を鈍らせ易いものだといふことが云へる
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中原中也
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