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死線を越えて 01 死線を越えて
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死線を越えて 01 死線を越えて
賀川豊彦
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翻訳 Pagera AI
原文 Public Domain
Chapter 1 of 61

Chapter 1

私は、不思議な運命の子として、神聖な世界へ目醒めることを許された。そして、人間の世界の神聖な姿と、自然の姿に隠れた神聖な実在を刻々に味ふことが、私の生活の凡てになつてしまつた。二十二の時に、貧民窟に引摺られたのも、この神聖な姿が、私をそこへひこずつて行つたのだつた。そして、私の芸術も、この美を越えた聖、生命の中核をなす聖なるものを除いて何ものでもない。

Chapter 1 of 61
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