Chapter 9 of 108六ペンスの歌うたえうたえ、六ペンスの歌を。 衣嚢にゃごほうびの麦がある。 二十四匹の黒つぐみ、 焙じこまれて、パイの中。 パイがはがれたそのときに、 すぐに小鳥がうたいだす。 もともと王さまにそなえます きれいなお皿じゃ、そりゃないか。 『王さまは会計院で、 お金の御勘定。 おきさきゃお居間で、 パンと蜜をめしあがり。 女中さんはお庭で、 衣裳をせっせとほしている。 そこへ小鳥が一羽とんでまいって、 つんとはじきました、女中さんのお鼻』