Chapter 1 of 7

一千万人の婦人は国民の基礎なり

五千万の日本国民のうち、その半ばの二千五百万は婦人であるといってよろしい。而してその中から、老人と子供等を一千万人と見積っておいて、別にまた五百万人という婦人をば、その天然に来る病気、即ち妊娠とか出産とかいう場合のために普通に働く事が出来ない者として、もう一つはあまり富貴富豪の家に生れて、自ら働くという事が出来ない境遇にいる様な婦人等として見ても、残る一千万人の日本婦人は最も健全な国民の基礎となっていることは明らかである。

で、この一千万人の婦人等は何所如何なる地におるものでも、毎日熱心に働いて国のため家のためにつくしつつあるのである。

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