Chapter 1 of 2

旗がしきりにゆれている

ハタハタと、又ハタハタと

時には風が吹いて来て

ゴトンと音を立ててゆく

外はほんとに暗いのだ

自分よ、或る夜の事を思い出せ

そしてぞうっと身ぶるえせ

今夜の雪は青白い

すごい黒さが沁みている

Chapter 1 of 2