Chapter 1 of 1

Chapter 1

頬にしぶく氷雨忘れて一時を敗軍の士の心しのびぬ

かなしさは落城のあと冬たけて御所ヶ丸山さびしくそびゆ

武士の魂とむらふや音たてゝ枯草山にひたしぶくあめ

とけ殘る雪まだらなる谷あひに炭燒く煙低く流れぬ

●図書カード

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