Chapter 10 of 364
一月九日(木曜)
昨夜はそれでも十枚ばかり書いた、ねたのは四時近い、今夜徹宵で書き上げる気だ。十一時に起きる、トーストとハムエグスをとり、すぐ出かける。座は今日も昼夜満員、千秋楽迄売切ったらしい。一回終りに菊池氏にきいた祇園の十二段家って料理屋へ行く。一人で鴨なべ、鯛さしみ、白出し、鴨ロースに幕の内と、たんのうする程食った。今日、轟と島、二人の踊り子丸トチリしたので楽屋へ一時間立たせろと言っておく。徳山・三益・岸井と四人で四海楼の支那料理食って、ホテルへ帰り、今一時近く、之より仕事。