Chapter 5 of 99
五月廿九日――六月九日
この間ブランク、それは渾沌とでもいふより外はなかつた。
“自省録”
“秋葉小路の人人”
(身辺雑記風に)
旧作二首
一杯の茶のあたゝかさ身にしみて
こゝろすなほに子を抱いて寝る
噫、忘き弟よ
今はたゞ死ぬるばかりと手をあはせ
山のみどりに見入りたりけむ
この間ブランク、それは渾沌とでもいふより外はなかつた。
“自省録”
“秋葉小路の人人”
(身辺雑記風に)
旧作二首
一杯の茶のあたゝかさ身にしみて
こゝろすなほに子を抱いて寝る
噫、忘き弟よ
今はたゞ死ぬるばかりと手をあはせ
山のみどりに見入りたりけむ