Chapter 4 of 4
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だから、この刹那的に燃焼した心境を常に保持してゐるといふことが一番肝心で、これさへ活躍して居れば、何もいふことはないのである。その中には、社会問題も、階級問題も、文化問題も、何も彼も入つて行つてしまつてゐるのである。宗教も芸術も何も彼もその中に解けて入つて行つてしまつてゐるのである。久し振りで、文壇諸君の作に接して、感ずるところも得るところも多かつた。礼を失するやうな言葉も中にはあつたと思ふが、それは何うか許してもらひたいと思ふ。(十三年三月十一日)
●図書カード