Chapter 10 of 10
みづのこころ
多摩川の清く冷くやはらかき水のこころを誰に語らむ
一杯の水をふくめば天地の自由を得たる心地こそすれ
美しさ何か及はむなみ/\と玻璃の器にたゝえたる水
水はみな紺青色に描かれし広重の絵のかたくなをめづ
東京の街の憂ひの流るゝや隅田の川は灰色に行く
人妻をうばはむほどの強さをば持てる男のあらば奪られむ
偉なる力のごとく避けがたき美しさもて君せまり来ぬ
●図書カード
多摩川の清く冷くやはらかき水のこころを誰に語らむ
一杯の水をふくめば天地の自由を得たる心地こそすれ
美しさ何か及はむなみ/\と玻璃の器にたゝえたる水
水はみな紺青色に描かれし広重の絵のかたくなをめづ
東京の街の憂ひの流るゝや隅田の川は灰色に行く
人妻をうばはむほどの強さをば持てる男のあらば奪られむ
偉なる力のごとく避けがたき美しさもて君せまり来ぬ
●図書カード