Chapter 1 of 38

Chapter 1

街頭に佇てばあまりに騒がしい。

あすの日もないように、なにをあせり

なにを騒ぐのでしょう。おいでなさい。

その騒々しさからそっとのがれて

心おきなく語ろうではありませんか。

語る人の目はほがらかです

聞く人の心はなごやかです。

胸と心はおのずからとけて

春も、夏も、秋も、冬も、

静かに流れてゆくでしょう。

Chapter 1 of 38