Chapter 1 of 1

Chapter 1

松の木山に銃声がいくつもとどろいた

山の上に赤い旗がうごかない雲を待っている

銃声が止むと ごとんごとんと六段返しみたいに的が回転する

おれの弾は調子づいたとみえて うつたびに景気のいい旗が上った

おれの眼玉は白雲ばかり見ていた

●図書カード

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