Chapter 1 of 1

Chapter 1

古る摺れた

外国の絵端書――

唾液が余りに中性だ

雨あがりの街道を

歩いたが歩いたが

飴屋がめつからない

唯のセンチメントと思ひますか?

――額をみ給へ――

一度は神も客観してやりました

――不合理にも存在価値はありませうよ

だが不合理は僕につらい――

こんなに先端に速度のある

自棄 々々 々々

下駄の歯は

僕の重力を何といつて土に訴へます

「空は興味だが役に立たないことが淋しい

――精神の除外例にも物理現象に変化ない」

ガラスを舐めて

蠅を気にかけぬ

●図書カード

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