Chapter 1 of 55

Chapter 1

なつかしいのは、故郷の土である。「沙上の夢」は、土の詩であり、私の故郷の詩である。

この集中に収めた作品の多くは、散逸してたづねようのなかつたのを保存して置いてくれた友人藤田健治氏の好意を、私は感謝にたへない。

大正十二年春

著者

Chapter 1 of 55