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古川ロッパ昭和日記 05 昭和十四年
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古川ロッパ昭和日記 05 昭和十四年
古川緑波
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译文 Pagera AI
原文 Public Domain
Chapter 3 of 361

一月三日(火曜)

十二時開演、びっしり超満員。井田一郎の指揮は、一々キッカケを外すのでクサリ、終って演出者と井田を呼んで充分叱る。「ロッパフォリース」は、あきれたぼういずの楽屋入りがおくれ、そこを抜いたので、着換へが間に合はぬやら、いろ/\ゴタついてしまひ、稽古のし直しだと怒る。昼が五時前にとれた。スコットのビフシチュウとライスカレー。吉岡社長ごきげんで、いろ/\話などして行った。夜も、むろん唸る満員。「新婚」のよく笑ふこと全く呆れるべし。又々音楽トチる、井田ではダメだ。「フォリース」では、昨夜けい古した「ハリキリ」を歌ひ、「豪快」を引込める。川口松太郎来り例の調子で「あきれたぼういず以外はつまらんねえ」と言って皆をクサらせる。ハネ十時二十分。

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