Chapter 1 of 1

Chapter 1

さ霧する白き木柵

幹彫れる桐のいくもと

剥げそめし白きペンキの

木柵に人人は倚り

そのペンキあるいは剥げ

あるものは庭をのぞめり

一鐘のラッパが鳴りて

急ぎ行く港先生

白堊城秋のガラスは

ひらごとにうつろなりけり

●図書カード

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