大町桂月 · 일본어
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원문 (일본어)
新武藏野の櫻 大町桂月 相手は變れど、主は變らず。昨、夜光命の手にせし四合入の瓢箪、今日は十口坊の手に在り。裸男は例の三合入の瓢箪を手にして、新宿の追分より、京王電車に乘る。線路をはじめは甲州街道に沿ひしが、やがて舊玉川上水に沿ふ。沿ふより間もなく、天神橋の手前の右に近く可なり大なる銀杏あり。凡そ二抱へもあらむと思はるゝ一本の幹の、二三丈上よりは、數十百條となりて直立す。裸男、十口坊を顧みて、『あれ見よ、一種無類の銀杏に非ずや』と云へば、『然り/\』と云ふ。『竹箒に似たらずや』と云へば、『當れり/\』と云ふ。『箒銀杏と命名したらば如何に』と云へば、『好からむ』と云ふ。『そこで一首、 名にしおはば都の空のちりほこり 箒銀杏の掃くよしもがな この歌はどうだ』と云へば、何とも答へず。 笹塚に下りて、甲州街道を行く。酒は瓢に在り。何か肴なかるべからずとて、目を兩側に注ぎつゝ行きしに、一店に小さき干鱈あるを見付く。『あれはどうだ』と云へば、好物の干物、もとより異議なし。價を問へば、僅に四錢、白銅貨一つにて、一錢餘る。今一錢足して、干鱈と佃とを買へり。 和泉新田火藥庫の土手を右に見て、代田橋を渡り
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