岡本綺堂 · 일본어
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원문 (일본어)
佐々木高綱 岡本綺堂 登場人物 佐々木四郎高綱 その娘薄衣 佐々木小太郎定重 馬飼子之介 その姉おみの 高野の僧智山 鹿島與一 甲賀六郎 侍女小萬 佐々木の家來など。 江州佐々木の庄、佐々木高綱の屋敷。建久元年十二月の午後、晴れたる日。中央より下のかたにかけて、大いなる厩あり。但し舞臺に面せる方はその裏手と知るべし。中央よりすこしく上のかたには梅の大樹ありて、花は白く咲きみだれたり。奧の方には木立のひまに屋敷の建物みゆ。 (佐々木四郎高綱、三十七八歳。梅の樹の下に立ちて馬の洗足するを見てゐる。家來鹿島與一、四十餘歳。甲賀六郎、二十五六歳。おなじく馬の左右に立ちて見る。馬かひ子之介、二十歳前後の律義なる若者。名馬生月を厩のうしろに牽き出して洗足さしてゐる。) 高綱 けふはよい日和になつたなう。比良のいたゞきに雪はみえても時候は俄に春めいて來たやうぢや。をちこちで小鳥が樂しさうに囀るわ。與一 鎌倉どのが初めての御上洛に、かやうな日和つゞきと申すはまことにおめでたい儀でござりまするな。六郎 お先觸れの同勢はもはや尾州の熱田まで到着したとか申すことでござりまする。(高綱は聞かざるものゝ如
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岡本綺堂
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