折口信夫
折口信夫 · 일본어
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折口信夫 · 일본어
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원문 (일본어)
釋 迢空 『……今はひたすらに、皇軍の、勝ちさびとよむ日が待たれることです。たゞ頻りに心をうつのは、兵士等が健康のうへです。わづらふ者があると、責任と謂つたことをのり越えて、身にしみて来ます。夜、目がさめて、寝ながら真向ひの星空を見てゐると、何だか来たるべきものをひた待ちにして、ぢつと穴ごもりして居るものゝやうに、思はれてなりません。歩いても、人生に触れるものがないと言ふことは、あまりにも単調なことです。かうした処に、徒らに来たる者を待たねばならぬことを思ふと、敵愾が火のやうに燃え立つてまゐります……』 春洋の第一歌集「鵠が音」を、世におくる。私がまづその気になり、春洋にも、そのよし、奨めて遣つたのには、段々の理由はあるが、時期に絡んだ、二つの問題があつたのである。併し戦場からの春洋の返書は、まだ私の手には届かぬのである。 時期の問題の一つ、――既に、歌集を持つて、世間に相当、名声の聞えた作家たちの、力量の水準には、十分達してゐること。さう言ふことが、此二三年来、殊に、春洋の歌を見る毎に、感じられるやうになつて来た。 歌集を持たねば、歌人でない、と言ふことは、ある訣のものではない。が、
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折口信夫
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