国木田独歩
国木田独歩 · 일본어
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国木田独歩 · 일본어
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원문 (일본어)
怠惰屋の弟子入り 国木田独歩 亞弗利加洲にアルゼリヤといふ國がある、凡そ世界中此國の人ほど怠惰者はないので、それといふのも畢竟は熱帶地方のことゆえ檸檬や、橙の花咲き亂れて其得ならぬ香四方に立ちこめ、これに觸れる人は自から睡眠を催ふすほどの、だらりとした心地の好い土地柄の故でもあらう。 處が此アルゼリヤ國の中でブリダアといふ市府の人は分ても怠惰ることが好き、道樂をして日を送ることが好きといふ次第である。 佛蘭西人が未だアルゼリヤを犯さない數年前に此ブリダアの市にラクダルといふ人が住んで居たが、これは又た大した豪物で、ブリダアの人々から『怠惰屋』といふ綽名を取つて居た漢、この漢と比て見ると流石のブリダアの市人も餘程の勤勉の民と言はんければならない、何にしろラクダルの豪い證據は『怠惰屋』といふ一個の屋號を作つて了つたのでも了解る、綉工とか珈琲屋とか、香料問屋とか、それ/″\所の名物の商業がある中に、ラクダルは怠惰屋で立つて居たのである。 抑も此男は父の死だ後、市街外れに在る小さな莊園を承嗣だので、此莊園こそ怠惰屋の店とも謂つべく、其白い壁は年古て崩れ落ち、蔦葛思ふがまゝに這纏ふた門は年中開つ
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国木田独歩
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