田山花袋 · 일본어
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원문 (일본어)
□ 批評といふものは、他に対して自己を発見することである。他のわる口を言つてゐる言葉の中に、却つて自己の弱点を示してゐるやうな場合がよくあるものである。 □ つまり互ひに刺違へてゐる形である。だから小説の批評などにしても、その小説と批評とを両方並べて読んで見なければ、本当のことはわからない。思ひもかけず、その批評の中に却つてわる口を言はれた作のすぐれてゐることを裏書してゐるやうなのを発見することが往々にしてある。 □ 批評は滅多に出来ない。何故と言ふのに、注意しないと、その批評の中に、自分の弱点やら欠点やらがかくすところなくあらはれて見えて来るものであるからである。また、自分の心の底に人知れず深く蔵つて置いたやうなものまでも、いつかそこに歴々とあらはれ出して来るからである。 □ 批評をされることも厭なことだが、批評をすることも厭なことだ。成らうことなら、批評も聞かず、批評もせずにゐたいものだが、何うもそれではこの世の中が成り立つて行かないから為方がない。 □ 人間は矢張死んで了つた後でなければ、本当の批評を得ることは出来ないものだといふことを、私は此頃つく/″\思つた。 □ 生きてゐる
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田山花袋
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