中原中也 · 일본어
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원문 (일본어)
現代は、「不安の時代」だと云はれる。之に対して或人は理智の欠乏がその原因だといひ、或人は共通信条の不在を嘆いてゐる。みんなそれぞれ理由のある所であらうが、原因はいざ知らず、見渡した所感情が喪失されてある状態であること明らかであるやうである。 感情といふ語の内容も色々であらうが、「独り居て怡しむ」底の感情、対人的に発露するに非ざる、そこはかとなき欣怡の情である。之の欠乏する限り、対人せる場合に現はれる感情も、飢えた獣の感情に似る他はないのではあるまいか。 又、之の欠乏する限り、判断といふものもひどく相対的にしか行はれないのではあるまいか。 それはさて、人が皆その幼時に、欣怡の情を有することは確かである。ではそれは何時如何様にして喪失されていつたのであらうか。答へは簡単だ、野望のせゐだ。事そのもの、物そのものを、知る間もあらせずその事その物の利用を思つた心のせゐだ。 とまれ感情なくしては、現代が不安の時代であるとしてからが、その不安さへも不安と感じられないであらうやうなものではないか。 さて時代の不安の原因が果して理智の欠乏だとすれば、人は直ちに理智の涵養に取掛かればよいのだし、又共通信条
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中原中也
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