ホワイトフレッド・M
ホワイトフレッド・M · Japanese
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ホワイトフレッド・M · Japanese
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Original (Japanese)
本件は謎と冒険の臭いがする。そういうことならドレントン・デン特派員が準備万端だ。シャズ山の森でぶらぶらして、当てのない迎え便を待つよりずっといい。 連れのグラスゴウという男は、奥地貿易に従事し、たったいま冒険旅行から帰って来たばかりだった。 「ここは中央アフリカの裏口だ。ノックの必要はない。君、はいるかい」 とグラスゴウ。 「珍品が手にはいったのか」 グラスゴウがニヤリ。五年も歯を食いしばって無駄に生きちゃいない。この屈強なスコットランド人の焼け具合はまるで褐色ブロンズ、あご髭はヤギ並のもじゃもじゃ。 「君が今まで見たこともないブツだと請け合うぜ。今回はアラ山密林を横断するおそらく最後の旅だろう。前回は危険だったが、うまくやった。どうだい、このシロモノは」 荷物からグラスゴウが羽毛を取りだした。真っ白な羽根で、長さ六十センチ、最高の肌触りだ。得も言われぬほど柔らかい感触で、それをグラスゴウがひらひら振ると、落水が繊細に散るようにキラキラ輝いた。 デンが大声でほめちぎった。 「たまげたなあ。世界一のダチョウ尾っぽも、これに比べりゃ掃除たわしだ。もっとあるのかい」 「あの袋に一万枚あるぞ。
ホワイトフレッド・M
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