宮沢賢治 · 일본어
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원문 (일본어)
農場の耕耘部の農夫室は、雪からの反射で白びかりがいっぱいでした。 まん中の大きな釜からは湯気が盛んにたち、農夫たちはもう食事もすんで、脚絆を巻いたり藁沓をはいたり、はたらきに出る支度をしていました。 俄かに戸があいて、赤い毛布でこさえたシャツを着た若い血色のいい男がはいって来ました。 みんなは一ぺんにそっちを見ました。 その男は、黄いろなゴムの長靴をはいて、脚をきちんとそろえて、まっすぐに立って云いました。 「農夫長の宮野目さんはどなたですか。」 「おれだ。」 かがんで炉に靴下を乾かしていたせいの低い犬の毛皮を着た農夫が、腰をのばして立ちあがりました。 「何か用かい。」 「私は、今事務所から、こちらで働らけと云われてやって参りました。」 農夫長はうなずきました。 「そうか。丁度いいところだった。昨夜はどこへ泊った。」 「事務所へ泊りました。」 「そうか。丁度よかった。この人について行ってくれ。玉蜀黍の脱穀をしてるんだ。機械は八時半から動くからな。今からすぐ行くんだ。」農夫長は隣りで脚絆を巻いている顔のまっ赤な農夫を指しました。 「承知しました。」 みんなはそれっきり黙って仕度しました。
宮沢賢治
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