岸田国士 · 일본어
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원문 (일본어)
戯曲界不振の声を聞くことすでに久しい。一見、まさにその通りである。本紙記者からその問題について書けと言われた時、私は書けばどうなるのだろうと思った。が、よく考えてみると、なるほど戯曲は小説ほど人目にたゝないけれども、この一、二年来、決して不振とは言い切れない、ある新しい気運をはらみ、私などの眼からみると、これまでにない活発な動きを示しだしているのである。 もちろん、まだ、新劇団の多くは、相変らず外国劇の上演によって乏しいレパアトリイを埋めているし、結果から言えば、イプセン、チエーホフ等の西洋近代古典の再演が圧倒的に人気をさらい、更にアメリカ・ブウルヴァル劇の新鮮味が観衆の心を強く捉えたことは事実である。 しかし、それにも拘わらず、おのおのの新劇団は、以前にもまして創作戯曲の力作を求めつゝあり、われわれ戯曲家もまた、奮ってその要求に応えようとしているのである。たゞ、この需要供給の原則だけでは、問題が解決しないところに、すべての悩みがある。 それなら、問題は一歩も解決の道へ進んでいないかというと決してそうではなく、その上、更に、戯曲文学への時代的な関心という好条件がこれに加わって来たことを
岸田国士
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