岸田国士 · 일본어
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원문 (일본어)
昭和農産工業社の社長室。 アカハラ、考へ込みながら登場。室内をぶらぶら歩きまはる。 アカハラ すべてやり方を変へなけれやならん。政治も教育も、今までは、まるであべこべのことをやつてゐたやうなもんだ。商売もその通り、目前の利益ばかり考へて、いつたい何ができる? しかし、問題は、損をして得をとる機会がいつ来るかといふことだ。損はこつち、得は向うではなんにもならん。昭和農工創立二十年、おれも来年は五十九だ。便々として靴のかゝとを擦りへらしてゐる年ぢやない。市会議員当選の夢もいまだに夢のまゝ残つてはゐるが、郷土産業発展の捨て石になる覚悟をきめた以上、名をとるか、実をとるか、こゝが思案のしどころだ。名実相伴ふ行動が無理とあれば、平凡ながら名を後に、実を先にといかうか? いやいや、それでは旧態依然、なんの変りばえもない。さて、社内の刷新といふことだが、手をつけるとすれば、まづ、人員整理といふことになる。人間の屑ばかりよくも集めたもんだ。製産コストは上る。販売ルートは塞がる。事務能率はめちやめちやに下る。これでいつたい赤字の出ないわけがあるか? そこへもつて来て、交際費の膨脹と来てゐる。今後は絶対
岸田国士
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