岸田国士 · 일본어
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원문 (일본어)
事変第三年を迎へて 岸田國士 感想をもとめられて、今、私は改めて云ふこともないが、国民の一人として、今年こそは東亜の天地に黎明がおとづれることを祈るものである。 もちろん、戦さの長びくのは止むを得ない。しかし、戦さが続いてゐる間、国民全体がたゞ政府の一挙手一投足にのみ眼を注いでゐるといふ状態ではまだ物足りぬと思ふ。さあ今度はかうしろと指図を受け、それがどんな犠牲であらうとも、国民の一人一人が、甘んじてこれに従ふことも刻下の急務であるけれども、それ以上に、おの/\の職分と資質に応じて、今や何をなすべきかを的確に知り、これに向つて一路邁進し得る状勢が到来することは、国民の何人も望んでやまないところであらう。 事変勃発以来、所謂「国民精神」の総動員は十分に、しかも殆んど自発的に完了し得た結果、われわれの対敵行動に応ずる戦時の姿勢はゆるぎなきものとなつてゐるやうに思ふ。たゞ、これまでの経過を見ても、日本軍は大いにその真価を発揮し、天下無敵の実力を示すには示したが、一方、支那も相当に頑張り、長期抗戦の夢は今にも破れさうにみえて案外さうでもない不思議な根強さをもつてゐることがわかつた。 わが国民は

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