Chapter 1 of 1

Chapter 1

水の辺りに零れる

響ない真昼の樹魂。

物のおもひの降り注ぐ

はてしなさ。

充ちて消えゆく

もだしの応へ。

水のほとりに生もなく死もなく、

声ない歌、

書かれぬ詩、

いづれか美しからぬ自らがあらう?

たまたま過ぎる人の姿、獣のかげ、

それは皆遠くへ行くのだ。

色、

香、

光り、

永遠に続く中。

●図書カード

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