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時は春 ハリー・クラーク幻想詩画集・抄
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時は春 ハリー・クラーク幻想詩画集・抄
ウォルターズレティス・ドイリー
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翻訳 Pagera AI
原文 Public Domain
Chapter 4 of 10

あとすこしで!  クイーニ・スコット=ホッパー

ちゃんとは見れてないんだけど、

森の原っぱで妖精さんのおどるとこ。

あそこの樫の木のうろの裏に

ずらっと草の輪っかが並んでて。

でも、その樫のかげに隠れてたら

あの日は見えそうだったの、あとすこしで!

ちゃんとは見れてないんだけど、

夕暮れの海に人魚の上がってくるとこ。

じめじめの浜辺は日暮れの空で

真っ赤にそまったりしてて。

でも――こっそり、岩場のあいだに――

あの夕べは見えそうだったの、あとすこしで!

ちゃんとは見れてはないんだけど、

こわいゴブリンが納屋に出てきたり

そこの木箱の薄暗い物かげから

頭をぴょこんと出したりするとこ。

でもあのとき――ママが目を上げたりしなけりゃ、

見えそうだったの、あとすこしで、あとすこしで!

Chapter 4 of 10
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