グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール
グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール · Japanese
No translation yet. Request one to move it up the queue.
グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール · Japanese
First paragraph preview
Original (Japanese)
むかし、あるところに、年よりの王さまがおりました。王さまは病気で、もう、この寝床が、どうやらじぶんの臨終の床になるらしい、と思っていました。 そこで王さまは、 「忠義者のヨハネスをよんでまいれ。」 と、おそばのものにいいつけました。 忠義者のヨハネスというのは、王さまのいちばんお気にいりの家来でした。この男は、一生のあいだ、ずっと王さまに忠義をつくしてつかえてきましたので、こんなふうによばれていたのです。 ヨハネスがまくらもとへきますと、王さまはいいました。 「またとない忠義者のヨハネスよ、いよいよわしのさいごのときがちかづいたような気がする。ついては、これといって心配になることもないが、ただむすこのことだけが気がかりなのじゃ。あれは、まだ年もゆかないので、どうしてよいかわからぬこともあろう。ひとつ、おまえが親がわりになって、なにかにつけて、あれの知らなければならないことをおしえてやってはくれまいか。さもないと、わしは安心して目をつぶることができないのじゃ。」 これをきいて、忠義者のヨハネスはこたえました。 「かならず、王子さまを見すてるようなことはいたしませぬ。わたくしの命にかけまし
グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール
Translation status
WaitingLog in to request a translation.
Other books by this author
Frequently asked questions
Yes — completely free. This book is in the public domain, so Pagera offers the full text without payment or account requirement. Pagera is funded by advertising.
Free to read
Start reading immediately — no signup required. Create a free account for more books and features.