野口雨情
野口雨情 · Jepang
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野口雨情 · Jepang
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Teks asli (Jepang)
女王 野口雨情 何時、誰が創つたのか、村にはずつと古くから次々に伝へられてゐる歌詞がありました。村の母親達はそれをねんねこ歌のやうにして小さな子供たちに歌つてきかせてゐるのでした。 トムちやんのお母さまが学校に勤めるやうになつてから、それを作曲して学校の児童達に歌はせるやうにしました。歌は「愛の歌」と名づけられました。今ではその歌がだんだんに伝へられて、この郡の小学校では何処へ行つても歌はないところはないやうになつてゐました。 村のお祭に八幡様の森で児童達が合奏するこの歌は、どんなに村人の心を和げ又慰めたことでせう。 娘姿で 駒鳥は 糸紡き車で 糸紡いた シヤラシヤラ ビンビン 糸紡いた 糸は何糸 愛の糸 愛の糸より 糸はない シヤラシヤラ ビンビン 糸はない 森の少女も 駒鳥の 糸紡き車で 糸紡いた シヤラシヤラ ビンビン 糸紡いた 歌を唄ひば 愛の歌 愛の歌より 歌はない シヤラシヤラ ビンビン 歌はない 村祭の日が近づいてまゐりました。子供達はお宮の森の、とある広ツぱへ集つて、いろいろとお祭のお準備をしてゐました。花笠を造つたり、小さな山車を慥へたり、山車の屋根を飾る挿花を考へた
野口雨情
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