大阪圭吉 · 일본어
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원문 (일본어)
カンカン虫殺人事件 大阪圭吉 K造船工場の第二号乾船渠に勤めている原田喜三郎と山田源之助の二人が行方不明になってから五日目の朝の事である。 失踪者の一人、原田喜三郎の惨殺屍体が、造船工場から程遠からぬ海上に浮び上ったと云う報告を受けて、青山喬介と私は、暖い外套を着込むと、大急ぎで工場までやって来た。 原田喜三郎と山田源之助は、二人共K造船所直属のカンカンムシで、入渠船の修繕や、船底のカキオコシ、塗り換えなどをして食って行く労働者である。その二人が五日前の晩から行方不明になって了い、捜査に努力した水陸両警察署も、何等の手掛を得る事も出来ず、事件はそのまま忘れられようとしていた時の事だけに、半ば予期していた事とは言え、失踪者の惨殺屍体が発見されたと聞いて、私達が飛上ったのも無理からぬ話である。 門前で車を降りた私達は、真直ぐにK造船所の構内へやって来た。事務所の角を曲ると、鉄工場の黒い建物を背景にして、二つの大きな、深い、乾船渠の堀が横たわっている。その堀と堀の間には、たくましいクレーンの群が黒々と聳え立って、その下に押し潰されそうな白塗りの船員宿泊所が立っている。発見された屍体は、その建
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