岡本綺堂 · 일본어
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원문 (일본어)
俳諧師 岡本綺堂 登場人物 俳諧師鬼貫 路通 鬼貫の娘お妙 左官の女房お留 元祿の末年、師走の雪ふる夕暮。浪花の町はづれ、俳諧師鬼貫のわび住居。軒かたむき縁朽ちたる破ら家にて、上の方には雪にたわみたる竹藪あり。下の方の入口には低き竹垣、小さき枝折戸あり。となりは墓場の心にて、矢はり低き竹垣をへだてゝ其内に雪の積りたる石塔又は卒堵婆などみゆ。雪しづかに降る。寺の木魚の音きこゆ。 (下の方より近所の女房お留、竹の子笠をかぶりて出づ。) お留 あゝ、よく降ることだ。寒い、寒い。(枝折戸をあけて聲をかける。)もし、御めんなさい。お留守ですか。お妙 はい、はい。(奧より鬼貫の娘お妙、十七八歳の美しき娘、やつれたる姿にて、煤けたる行燈を點して出づ。) お妙 おや、おかみさん。まあ、どうぞおあがり下さい。お留 なに、こゝでいゝんですよ。(笠をぬぎて縁に腰をかける。)寒いぢやありませんか。お妙 ほんたうにお寒いことでございます。(表を見る。)今夜も積ることでございませう。お留 二日も降りつゞいた上に、まだ積られてはまつたく遣切れませんね。年の暮に斯う毎日降られては、どこでも隨分困ることでせ
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