小川未明 · 일본어
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원문 (일본어)
赤いボールを沖に向かって投げると、そのまりは、白い波の間にもまれて、浮きつ沈みつしていましたが、そのうちに、ざあっと押し寄せる波に送られて、また武ちゃんや、ゆう子さんのいる渚にもどってきました。 「おじさんの舟が、見えないかしらん。」 「また、たくさんお魚を捕ってくるでしょう。」 そのうちに西の空が、紅くなりました。ひょっこりと前方へ、黒い小舟が波のうちから浮かび上がりました。あちらにも一つ、ずっと遠くの方にも、豆粒のようなのが見えています。 「もう、舟がみんな帰ってくるんだね。」 小さな兄と妹は、立ってながめていました。いずれも沖の方へ釣りに出た舟でありました。 「たこを釣ってきたぞ。」と、おじさんは、舟の上から、いいました。 武ちゃんと、ゆう子さんは、おじさんたちが、舟を砂の上へ引き上げる、おてつだいをしました。舟の中には、銀色の魚がぴちぴち跳ねています。海水浴にきている人々が、舟のまわりにあつまって、わあわあいってにぎやかでした。武ちゃんが、 「おじさん、たこをお家へ持って帰ってもだいじょうぶ?」と、聞きました。するとおじさんは、 「途中で死んでしまいますよ。お土産には、かにがい
小川未明
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