小川未明 · 일본어
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원문 (일본어)
新ちゃんは腰に長いものさしをさし、片方の目をつぶって、片方の手をうしろにかくしながら、頭をちょっとかしげて、みんながお話をしているところへ、いばって出てきました。 「いいか、よらばきるぞ?」と、いいました。 「なあに? 新ちゃん、それは、なんのまねなの?」と、お母さんがおっしゃいました。 「ねえ、お母さん、タンゲサゼンのまねをしているのですよ。」と、兄さんの徳ちゃんが、いいました。 「どこでそんなもの見てきた?」と、お父さんがおわらいになりました。 新ちゃんはそんなことには答えないで、さっとものさしをひきぬいてふりまわしていました。 「また、一人きったぞ。」といって、とくいでいました。 「まあ、ほんとに困ってしまいますこと。」と、お母さんはおっしゃいました。 「お母さん、チンドン屋がこんなまねをしてくるのですよ。」 そういって兄さんは、「おれはそんなばかなことはしないぞ。」といわぬばかりに、弟のすることを見ていました。 「ああ、そうか。新吉もチンドン屋のお弟子になるといい。」と、お父さんがおっしゃいました。 「チンドン屋なものか、小田くんからならったんだい。」と、新ちゃんはいいました。
小川未明
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