小川未明 · 일본어
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원문 (일본어)
昔、ある国に有名な陶器師がありました。代々陶器を焼いて、その家の品といえば、遠い他国にまで名が響いていたのであります。代々の主人は、山から出る土を吟味いたしました。また、いい絵かきを雇いました。また、たくさんの職人を雇いました。 花びんや、茶わんや、さらや、いろいろのものを造りました。旅人は、その国に入りますと、いずれも、この陶器店をたずねぬほどのものはなかったのです。そして、さっそく、その店にまいりました。 「ああ、なんというりっぱなさらだろう。また、茶わんだろう……。」といって、それを見て感嘆いたしました。 「これを土産に買っていこう。」と、旅人は、いずれも、花びんか、さらか、茶わんを買ってゆくのでありました。そして、この店の陶器は、船に乗せられて他国へもゆきました。 ある日のことでございます。身分の高いお役人が、店頭にお見えになりました。お役人は主人を呼び出されて、陶器を子細に見られまして、 「なるほど、上手に焼いてあるとみえて、いずれも軽く、しかも手際よく薄手にできている。これならば、こちらに命令をしてもさしつかえあるまい。じつは、殿さまのご使用あそばされる茶わんを、念に念を入
小川未明
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