ジェイコブスウイリアム・ワイマーク
ジェイコブスウイリアム・ワイマーク · japonés
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ジェイコブスウイリアム・ワイマーク · japonés
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Original (japonés)
古い田舎の邸の撞球室で、二人の男が立ち話をしていた。気合の入らなかった玉突きは終って、二人はひらかれた窓ぎわに腰をおろし、窓の下からひろがっている庭園を眺めながら、けだるそうに話しあった。 「君ももう、いよいよだな、ジェム」とうとう、一人が言った。「今度は六週間あくびしながら蜜月をすごして、客を招いた男を――いや、女をというつもりだったが――さぞかし呪うだろうな」 ジェム・ベンスンは椅子に腰かけたまま長い手足をのばして、なにやらぶつぶつ異議をとなえた。 「てんで理解できないね」ウィルフレッド・カーは、あくびしてつづけた。「僕の性には合わないな。僕なんざ、一人でいたって二人でいたって、生活に必要なお金をついぞ持ったことがない。もし君かクリーサス(大冨豪の代名詞)くらい金持だったら、見方も違っていたかもしれないが」 その言葉の終りの方には、彼のいとこが返事をさし控えるような或る意味があった。いとこは窓の外をみつめたままで、ゆっくり葉巻をふかしつづけた。 「クリーサスみたいに――また、君みたいに金持ではないけれども」ミスタ・カーは目をほそめて窺うように見ながら、また話しだした。「僕は僕なりに
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