谷崎潤一郎
谷崎潤一郎 · 일본어
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谷崎潤一郎 · 일본어
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원문 (일본어)
○「青春物語」は昨秋以来約半歳に亙り、最初の一回を「青春物語」第二回以後を「若き日のことども」と題して中央公論へ連載した作者の青春回想記である。作者は事実の正確を期すると共に、往々先輩知友のアラや失策等に言及したが、それも罪のない素ツ葉抜きの程度に止め、なるべく自他に迷惑をかけないやうに注意したことは勿論である。しかし何分二十年前の出来事を全く自己の記憶と判断に依つて書いたので、多少の誤まりなきを保し難い。例へば恒川と萬龍夫人の結婚のいきさつを朝日新聞に漏洩したのは、岡本一平君の所為であるかの如く記したが、其後かの子夫人よりの来翰に接し、あれは当時恒川自身が朝日の記者に語つたのであることを知り、長い間一平君に疑ひをかけてゐたのを済まなく思つてゐるやうな次第である。カフェエ・プランタンに於ける小山内君と吉井君との争論も、吉井君の話を聞くと、其頃そんなことはたびたびであつたけれども、プランタンでさう云ふ事件を惹き起した覚えはないと云ふ。その外誤謬を指摘して下さる方があれば、作者はいつでも取り消し或は訂正するのに吝でない。○此の本の中にはところ/″\に先輩知友の肖像が十数葉載つてゐる。それら
谷崎潤一郎
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