種田山頭火 · 일본어
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원문 (일본어)
道中記 種田山頭火 三月十二日 晴、春寒、笹鳴、そして出立――八幡。 昨夜は夜通し眠れなかつた、出立前に、アメリカ同人の贈物ポピーを播いてをく! 今朝の誓願、今後は焼酎を飲むまいぞ、総じて火酒は私に向かない、火酒を飲んでロクな事があつたタメシがない、火酒は地獄の使だ! やつとこさで、九時の汽車に乗れた、やれ/\、今日の新聞は車内で読ませて貰つた。 十一時、関門海峡を渡る。―― 急いで、日本銀行支店の岔水君を訪ふ、岔水君は若い江戸ッ児のよさだけを私にあらはしてくれる、ありがたいことである。 黎々火君は出張不在、軽い失望、帰途の希望がある。 ――一杯また一杯、安い酒、酔はない酒、淋しい酒! 門司駅の待合室で岔水君を待つ、四時、同道して小倉まで。 大朝支社参観、深切に案内して下さつた、近代風景を断片的に鑑賞することが出来た、或るおでんやで飲んで話して、別れた。 電車で、ほろよひ気分で、暮れ方の鏡子居へとびこむ、客来で、私一人で御馳走になる、さすがにをなごやだけあつて賑やかだ、時々主人公と世間話をしながら、腹いつぱい飲んで食べた、早々ほろ/\になつてぐつたりと寝た、感謝々々。 好い日であつたが
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種田山頭火
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