水野葉舟 · 일본어
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원문 (일본어)
土淵村にての日記 水野葉舟 一 S君の家に着いた時には、もう夜がすっかり更けていた。 途中で寄り道をして、そこですっかり話し込んでしまったので、一里余りの道は闇の中をたどって来た。闇の中にひろびろと開けた、雪の平を通って来た。闇と言ってもぽっとどこか白々として、その広い平がかすかに見透かされる。そして寒い風が正面から吹きつける中を歩いて来たのだ。 歩いて来た道は、川に沿っていた。雪の中に黒く見える流れだった。水の音がただ絶えず気疎く耳についた。雪の中をオヴァシューズでS君の家の裏口の方から庭にまわった時にゴム底が凍った凸凹になっている雪の上を歩くたびに、ギュッ、ギユッと音をしてすべる。そして疲れた足には、それが言いようもなく重く思われた。 で、雪のあるうち、近道だと言って、畑の中を直線にふみ付けた、道から、家の裏口に出た。家に着いたと言われた時には、ほっとした。自分は雪明りで、時計を見ようとしたが見えなかった。S君が傍からマッチをすってくれたので、もう十一時四十幾分になっているのを知った。 「もう遅いから、寝ているだろう。はいって起こさねばなるまい。」とS君は言う。 「着く早々、君の家
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水野葉舟
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