宮沢賢治
宮沢賢治 · japonés
Aun no hay traduccion. Solicita una para adelantar la fecha.
宮沢賢治 · japonés
Vista previa del primer parrafo
Original (japonés)
クねずみ 宮沢賢治 クという名前のねずみがありました。たいへん高慢でそれにそねみ深くって、自分をねずみの仲間の一番の学者と思っていました。ほかのねずみが何か生意気なことを言うとエヘンエヘンと言うのが癖でした。 クねずみのうちへ、ある日、友だちのタねずみがやって来ました。 さてタねずみはクねずみに言いました。 「今日は、クさん。いいお天気です。」 「いいお天気です。何かいいものを見つけましたか。」 「いいえ。どうも不景気ですね。どうでしょう。これからの景気は。」 「さあ、あなたはどう思いますか。」 「そうですね。しかしだんだんよくなるのじゃないでしょうか。オウベイのキンユウはしだいにヒッパクをテイしたそう……。」 「エヘン、エヘン。」いきなりクねずみが大きなせきばらいをしましたので、タねずみはびっくりして飛びあがりました。クねずみは横を向いたまま、ひげを一つぴんとひねって、それから口の中で、 「ヘイ、それから。」と言いました。 タねずみはやっと安心してまたおひざに手を置いてすわりました。 クねずみもやっとまっすぐを向いて言いました。 「先ころの地震にはおどろきましたね。」 「全くです。」
宮沢賢治
Estado de la traduccion
En esperaInicia sesion para solicitar una traduccion.
Otros libros de este autor
Preguntas frecuentes
Yes — completely free. This book is in the public domain, so Pagera offers the full text without payment or account requirement. Pagera is funded by advertising.
Lectura gratuita
Empieza a leer sin registrarte. Crea una cuenta gratis para más libros y funciones.