海野十三 · 일본어
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원문 (일본어)
空中漂流一週間 海野十三 「火の玉」少尉 「うーん、またやって来たか」 と、田毎大尉は、啣えていた紙巻煙草をぽんと灰皿の中になげこむと、当惑顔で名刺の表をみつめた。前には当番兵が、渋面をつくって、起立している。 ここは帝都に近い××防衛飛行隊本部の将校集会所だった。 「ほう、大尉どの。誰がやって来たのでありますか」 一週間ほど前に、この飛行隊へ着任したばかりの戸川中尉が、電話帳を繰る手を休め、上官の方に声をかけた。 「うむ、例の『火の玉』少尉が、またやって来たのだ」 「えっ、『火の玉』少尉?」 といって、戸川中尉は眉を高くあげ、 「ああ六条のことですな。あの六条のやつは、こっちにいましたか」 戸川中尉は、少年のように眼をかがやかせ、入口の方をふりかえった。しかしそこには、誰の影も見えなかった。 そもそもこの「火の玉」少尉とよばれる六条壮介と戸川中尉とは、同期生だったのだ。そして嘗ては、ソ満国境を前方に睨みながら、前進飛行基地のバラックに、頭と頭とを並べて起伏した仲だった。 この二人は、無二の仲よし戦友だったけれど、二人の性格は全くあべこべだった。戸川中尉が飛行将校にもってこいの細心で沈
海野十三
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