小川未明 · 일본어
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원문 (일본어)
甲の百姓は、一ぴきの馬を持っていました。この馬は脊が低く、足が太くて、まことに見たところは醜い馬でありましたが、よく主人のいうことを聞いて、その手助けもやりますし、どんな重い荷物をつけた車でも引き、また、あるときは脊の上に荷物を積んで歩いたのであります。 他の馬は、よく主人の意にさからったということを聞きますけれど、この馬にかぎって、けっして、そんなことはなく、汗を流してよく働きました。それがために、甲の百姓は、どれだけ利益を得ていたかわかりません。 「さあ、もうすこしだ。我慢をして歩けよ。」と、主人は疲れた馬に向かっていいました。 馬は、うなだれて、黙って重い車を引いていました。また、あるときは、主人は、 「さあ、もう一つ先の茶屋までいったら休ませてやるぞ。そして、おまえにも餌を食べさせてやる。」といいました。 馬は、その言葉に力を得て、いっしょうけんめいで車を引いてゆきました。そして、やがてその茶屋に着きますと、百姓は、茶屋の中へ入って休みました。自分は茶を飲んだり、お菓子を食べたりしましたけれど、外に疲れて、汗を流して立っている馬にはかまいませんでした。 百姓は、自分の疲れがなお
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小川未明
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