小川未明 · 일본어
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원문 (일본어)
きょうは、二郎ちゃんのお免状日です。お母さんは、新しい洋服を出して、 「これを着ていらっしゃい。よごすのでありませんよ。」と、おっしゃいました。二郎ちゃんの、いままで着ていた洋服はよごれて、ところどころつくろってあります。 「お母さん、これでいいよ。」と、二郎ちゃんは、いいました。こないだまで、こんな服は、みっともないといったくせに、きょうは、新しい服を着ていくとはいわぬのです。 「どうしてですか。」 「いいよ、これで。」 「三年生になったのですから、新しいのを着ていらっしゃい。」 「だって、お母さん、非常時でしょう。」 「まあ、それでそういうの。」 「なんでも、きょうは、これでいいのだよ。」と、二郎ちゃんは、いいはりました。 「みんなほかの人は、きれいにしていらっしゃるのに、おまえだけ、そんなふうをしていていいのですか。」と、お母さんは、じっと、二郎ちゃんをごらんになりました。 「だって、僕、わるいお点だと、新しい洋服など着ていって、恥ずかしいんだもの。」と、二郎ちゃんは、きまり悪そうに、いいました。 「ああ、それでそういうのですか。考えてごらんなさい、平常遊んでばかりいて、いい成績
小川未明
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